実戦ハンドボールＱ&Ａ
QuestionA2-3
シュートの練習方法にはどのようなものがありますか？
シュートそのものにポイントを置いて練習する場合は、次のことを考慮して練習します。
①シュートのゾーンとそれに対するシュートの種類を考慮する（図1）。
Aゾーンではサイドシュート、Bゾーンではポストシュート、Cゾーンではミドルシュートやサイドからの回り込みシュートやポストからのフローティングシュート、Dゾーンではロングシュートの練習をする。
②助走のコースとパスのコース。
図2は、実際にゲームで行われる基本的シュートの助走コースとパスの方向を示したものです。パスの長さや方向によって合わせるタイミングが異なるので、いろいろなパスを出すことが必要です。
③ディフェンスをつける。
ノーマークで、各種のコースから各種のシュート法ができるようになったらディフェンスを入れて行います。 ディフェンスは、練習段階に応じて、その動作に制限を加えるようにします。例えばカットのみとか、つめだけを行うとかする。
④基本的なシュートの練習隊形
図3のように、一人のパサーを配置して、順次シュートを行う。この隊形のまま、各ゾーンへ移動していくとよいでしょう。
（大西)